A – CHAIR 510
Cassina のSRに、進行している project でセレクトしているチェアの確認に行ってきました。建築家 安藤忠雄先生のデザインのアームレスチェア 「 A-CHAIR 510 」
マッキントッシュがデザインした「 ラダーバックチェア 」を彷彿させるデザインデザインです。
「 ラダーバックチェア 」は、ニューヨーク近代美術館所蔵作品であり、極端なハイバックと抽象的な装飾は、座るだけでなく、観賞するためとして考えた意図も感じられます。
安藤忠雄先生のデザインチェア「 A – CHAIR 510 」は、ウォールナット材の硬質感と垂直に立ち上がった背もたれ、無駄を省いたシンプルなデザインは、オブジェとしても美しい佇まいであり、PJのエントランスへの設置を考えています。
安藤忠雄先生が初めて家具のデザインをした記念すべきチェアは、2013年9月にカール・ハンセン&サンから発表された成型合板で作られた究極のチェア「 TA001 」、通称「ドリームチェア」で、自分自身、いつか欲しいと考えているチェアです。「 A – CHAIR510 」同様、シンプルで美しいチェアです。
余談として、安藤忠雄先生の事務所設立当初、自分達が使うチェアとして、Yチェアを4脚、購入したそうです。
名作の椅子をセレクトするんですね。
Y .TAKAGI